「3日後に彼との旅行を控えているのに、VIOがチクチクして痒くて、夜も眠れない……。このままじゃ旅行を楽しめないし、彼に触れられた時にジョリジョリして幻滅されたらどうしよう」
今、そんな絶望的な気持ちでスマホを握りしめていませんか?
分かります、その痒みと焦り。私も昔、デート前日に気合を入れて剃りすぎて、当日は歩くたびに火を吹くようなチクチク感で生きた心地がしませんでした(笑)。でも大丈夫。今からでも間に合います。
一般的な「保湿してね」なんて悠長なことは言いません。エステティシャン歴15年の私が、3日以内にその不快感を封じ込め、彼に気づかせないための「プロの裏技」を伝授しますね。
なぜ今、こんなにチクチクするの?「魔の3日間」の正体
「昨日剃ったばかりなのに、もう痒い」「歩くたびに下着に刺さる感じがする」……。この不快感の正体は、肌の異常ではなく、実は「毛の断面」にあります。
カミソリで剃ったり、脱毛の照射を受けたりした直後の毛は、断面が鋭利な「槍」のような状態になっています。特にVIOの毛は体毛の中でも太くて硬いため、その鋭い断面がデリケートな粘膜や皮膚、そして下着に突き刺さることで、あの独特のチクチク感と痒みが発生するのです。
知恵袋などで「ニベアを塗れば治る」という書き込みを見かけますが、正直に言います。今のあなたのような緊急事態には、保湿だけでは不十分です。 保湿はあくまで「肌を柔らかくして刺激を逃がす」ための長期戦。3日後の旅行に間に合わせるには、もっと直接的なアプローチが必要なんです。
✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス
【結論】: チクチクを感じている間は、絶対に「追い剃り」をしないでください。
なぜなら、痒いからといってさらに深く剃ろうとすると、毛先が皮膚の下に潜り込む「埋没毛」の原因になり、旅行当日にはもっとひどい赤みや炎症を招くからです。今は「剃る」ことではなく「鎮める」ことに全神経を集中させましょう。
【緊急処置】今すぐ痒みを止める!ドラッグストアで買うべき「レスキュー薬」
今、あなたの肌の下では、鋭利な毛の刺激によって神経が過敏になっています。この痒みの連鎖を断ち切るためのキーワードは「リドカイン」です。
リドカインは局所麻酔成分の一種で、知覚神経のナトリウムチャネルをブロックすることで、痒みや痛みの伝達を一時的にシャットアウトしてくれます。ドラッグストアで購入できる「フェミニーナ軟膏S」などのデリケートゾーン専用薬には、このリドカインや、炎症を抑えるジフェンヒドラミンが配合されています。
リドカイン配合薬と痒みの関係は、いわば「火事の現場に直接水をかける」ようなもの。保湿剤が「燃えにくい家を作る」ためのものだとしたら、今のあなたに必要なのは間違いなく前者です。

【当日対策】彼にバレない!ジョリジョリ感を「見えないベール」で隠す裏技
さて、痒みが治まっても、旅行当日に彼に触れられた時の「ジョリジョリ感」は不安ですよね。ここで、私がお客様だけにこっそり教えている「潤滑ゼリーによるコーティング術」の出番です。
実は、市販の低刺激な潤滑ゼリー(リューブゼリーなど)を、行為の前に薄く肌に馴染ませておくだけで、驚くほど不快感が軽減されます。潤滑ゼリーとパートナーへの接触の関係において、ゼリーは「物理的なクッション」の役割を果たします。
ゼリーの厚みが毛先の鋭い断面を包み込み、いわば「見えないベール」となって相手の肌への刺激を和らげてくれるのです。
旅行当日の「ジョリジョリ感」対策比較
| 対策方法 | 相手への刺激(ジョリ感) | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 何もしない | 非常に強い | 手間がかからない | 相手に「痛い」と思われるリスク大 |
| 保湿クリーム | やや緩和 | 肌がしっとりする | ヌルつきが不自然、持続力が低い |
| 潤滑ゼリー(推奨) | 劇的に緩和 | 毛先を完全に包み込む | 塗りすぎると不自然(薄塗りがコツ) |
もし彼に「何か塗ってる?」と聞かれたら、「最近脱毛を始めたから、肌を保護するために専用のジェルでケアしてるんだ」と伝えてみてください。男性の多くは、彼女が自分のために痛い思いをしてまで綺麗になろうとしている努力を、とても愛おしく、ポジティブに受け止めてくれますよ。
もう二度と繰り返さない。次からチクチクさせないための3つの鉄則
今回のピンチを乗り切ったら、次は「チクチクさせない準備」をマスターしましょう。専門家の視点から、失敗しないための3つの鉄則をまとめました。
- ① カミソリを捨て、「ヒートカッター」を導入する
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カミソリとヒートカッターは、毛の断面の仕上がりが全く違います。ヒートカッターは熱で毛を焼き切るため、断面が丸く仕上がり、生え始めのチクチクを物理的に防げます。
- ② 「旅行の1週間前」に処理を済ませる
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毛が最もチクチクするのは、処理後2〜4日目です。1週間経てば毛先が少し馴染み、肌の炎症も完全に落ち着きます。
- ③ 「医療脱毛」で毛質そのものを変える
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自己処理を続ける限り、チクチクとの戦いは終わりません。医療脱毛で毛を細く、柔らかくしてしまえば、そもそも「槍」のような断面になること自体がなくなります。
あなたは十分頑張ってる。自信を持って旅行を楽しんで
「薬(リドカイン配合)」「潤滑ゼリー(コーティング)」「シルクの下着(摩擦軽減)」。この3点セットがあれば、3日後の旅行はもう怖くありません。
今のあなたは、もっと美しくなりたい、彼に喜んでもらいたいと願って行動した結果、少しだけトラブルに遭ってしまっただけ。その美意識の高さは、本当に素敵なことです。
ケアはもう完璧。あとは、大好きな彼との時間を心から楽しんできてくださいね。いってらっしゃい!
著者プロフィール:Y.K.
VIOケア専門エステティシャン(歴15年)/スキンケアアドバイザー
延べ1万人以上のVIO施術に携わり、デリケートゾーンの肌トラブル解決を専門とする。自身も脱毛初期のあらゆる失敗を経験。「お客様の努力を無駄にしない」をモットーに、現場目線のリアルな解決策を発信中。
【参考文献リスト】
- フェミニーナ軟膏S 添付文書 – PMDA(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)
- アンダーヘアの自己処理による肌トラブルと対処法 – エミナルクリニック
- デリケートゾーンの痒みの原因と治療 – 小林製薬株式会社